新学習指導要領まとめ

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小学校では2020年度、中学校では2021年度より、
新学習指導要領が実施されます。

これに伴い、
2018年度から移行措置が実施されております。

ecre STUDY PLACEでは、
小中学生に対して、
移行措置・新学習指導要領の内容を踏まえて、
適切な指導を実施しております。

それぞれの改訂ポイントについて、
わかりやすくお伝えいたします。

小学校の改訂のポイント

英語

  • 小学3、4年は「活動型」の授業を週1回、年間35回行う。
    また小学5、6年では「教科型」の授業を週2回、年間70回行い、評価がつけられる。
  • 現在中学1年生で学習している「読み」「書き」の大部分は小学5、6年で学習する。
    (単語の数では600~700語学習する)

算数

  • 小学校学習指導要領「算数科」の内容は,次の五つの領域で構成される。
    1.「A数と計算」2.「B図形」3.「C測定」(下学年:第1学年〜第3学年)4.「C変化と関係」(上学年:第4学年〜第6学年)5.「Dデータの活用」
  • 領域は,測定のプロセスを充実する下学年「C測定(下学年)」領域と計量的考察を含む図形領域の上学年「B 図形」に再編成するなど、内容の系統性や発展性の全体を、中学校数学科との接続を視野に入れ、整理される。
  • 履修順序が変わることと、中1で学習する「代表値」を小6で履修する以外に新たに学習する内容が増えることはない。

国語

  • 実質的な内容に関しては大きな変更はなし。現行版の項目内容を大筋残しつつ、項目間の移動や指導要領全体の改訂方針に沿った、「情報の扱い方」の新設によって再編される。
    ※「情報の扱い方」…情報を取り出して整理したり、情報同士の関係を理解したり、読み取った情報をわかりやすく表現したりする力
  • 漢字では都道府県に用いる漢字を四年生までに学習する。

理科

  • 「磁石の性質」(小3)、「気象災害」(小5)、「生物と環境」「火山の噴火」「地震災害」(小6)の学習内容が追加される。

社会

  • 第3学年から地図帳の使用開始 、第3学年で租税の役割、少子高齢化,国際化に触れること 、第5学年でビッグデータを活用した新たな情報産業の学習 、第6学年で歴史学習の前に政治学習を先習する。
  • また改定後は小学校社会科の目標と内容が新たに第3学 年と第4学年で別々に示され,第3学年は児童生徒の 生活する市区町村、第4学年では都道府県を中心とした配列となる。

今回の改訂により、英語は中学校からで良いというわけにはいかなくなりそうですね。
また、スマホなどの発達により、大人も漢字が書けなくなっている中、都道府県に用いる漢字を四年生までに学習するなど、漢字に力を注ぐ必要が増していますね。

中学校の改訂のポイント

英語

  • 「英語で授業を行うことを基本とする」ことが明文化。つまり、先生の話や生徒の発言も英語で行われることになる。
  • 単語は小学校で学習した語(600語~700語)に1,600~1,800語の新語が追加される。
    ※新指導要領では、現行の1.200語から(小・中学校通して)約2倍の2,200~2,500語を学習することになる
  • 現在完了進行形や仮定法のうち基本的なものなどいままでは高校学習範囲であったものが中学校での範囲に追加されるものもある。

数学

  • 中学1 年では「素数」(小5から移行)「素因数分解」(中3から移行。ただし、「因数」という用語は中学3年で学習)、「累積度数」「統計的確率」(中2から移行)が追加される。
    中学2年では高等学校数学Ⅰから「反例」「四分位範囲」、「箱ひげ図」(高等学校数学Ⅰから移行)が追加される。
    中学3年では「誤差や近似値、a × 10n の形の表現」(中学 1 年から移行)が追加される。

国語

  • 小学校同様、実質的な内容に関しては大きな変更はなし。

理科

  • エネルギー、粒子、生命、地球の各領域での学年間の単元の移動は多いが、新設される単元は中学1年での「生物の特徴と分類の仕方」のみである。

社会

  • 地理では「世界の地域構成」と「日本の地域構成」は,最初の大項目「世界と日本の地域構成」として再構成される。この変更により 「時差」を授業で扱う時期が早まり、中学1年生 の前半で学習することになる。また、地形図などを使用する地域調査の単元は三つ目の大項目「日本の様々な地域」の最初 で扱うことになる。
  • 地理では現行の「世界の地域構成」と「日本の地域構成」は、最初の大項目「世界と日本の地域構成」として再構成。地形図等を使った地域調査は三つ目の大項目の最初で、地域の在り方の考察は分野のまとめとして最後に位置付け。「日本の諸地域」の「中核となる考察の仕方」が七つから五つに変更。それに伴い、5時間減の115時間となる。
  • 歴史では日本の歴史と関連付けながら、世界史の内容が充実する。日本の領土の画定や現在の政治制度の来歴に関連する歴史的な事象を詳しく扱うようになる。それに伴い5時間増の135時間となる。
  • 公民では「領域」や「政治参加」に関連する学習の充実に加え、「人工知能」「仕事と生活の調和」「起業」など、今日的な問題が事例として明記された。

英・数の学習内容が高度化していますね。これまで以上に、力をいれなくてはいけない教科になることが予想されます。そうすると、まんべんなく、普段から5教科を学習する習慣が重要になるでしょう。

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