脳のメカニズムを利用した効率的な勉強方法。エビングハウスの忘却曲線とは

「エビングハウスの忘却曲線」とは

19世紀にドイツの心理学者であるエビングハウスが、人間の記憶力について行った研究発表です。このエビングハウスの忘却曲線によると、暗記したものは、1時間後には56%、9時間で64%、1日経つと約70%も忘れてしまうそうです。

それではなぜ、人は長期的に記憶することができるのでしょうか。

それは、繰り返し覚えるからです。繰り返し覚えることによって、記憶が強化され、忘れにくくなっていきます。この脳の仕組みを利用すると、効率良く勉強することが可能です。

学習に最適なのはいつ?

忘却率が50%ぐらいに達した頃、つまり、記憶があやふやになり始める頃に復習するのが良いとされています。すると、その記憶は強化され、次に忘却率が50%ぐらいに達するまで2、3日かかり、またそこで復習すると、さらに2、3週間は持続します。その次に復習すると、2、3ヶ月・・・というように、記憶が強固になり、忘れにくくなります。

このようにして、短期記憶を長期記憶に変えることができるのです。ポイントは「忘れるころに復習する」ことです。エクレでも、記憶を定着させるために、毎回宿題を出しますが、この宿題についても次に塾に来る直前ではなく、「忘れる前に」しなければいけないということになりますね。