大学共通テストの漏洩対策 住民票で家族構成を確認【意味ある?】

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大学共通テストでは、大学入試センターが試験の前に試験問題などを採点を担当するベネッセの関連会社に知らせる予定となっております。

問題や解答の漏えいが懸念されていますが、対策方法としては、問題を知らされる数人の担当者には、家族に受験生がいないかを確認するため、住民票を社内で提出させるようです。

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住民票の提出は意味があるのか?

家族に受験生がいるかどうかを確認するということだそうですが、これで情報の漏えいが防げると考えているのであれば、この案を考えた人や採用した人は、危機管理能力が低すぎると言わざるを得ませんね。

採点者がどこかの教育機関に勤めているのであれば、教え子に漏えいする可能性もありますでしょうし、そもそも、漏えいしようと考える人であれば、そこに金銭と言う対価を求めるのではないでしょうか。

そもそも、住民票なんて、どうにでもできるますよね。

また、大金をはたいてでも、点数を買おうという人は、必ず現れるはずです。

 

本当に情報が漏えいしないのか?

意図的な漏えいも、利益が絡むと発生しかねませんよね。

例えば、大学教授なんかが問題作成に携わっているような試験であれば、漏えいしたことは明るみに出やすいでしょうし、その場合には職だけでなく、全てのものを失う結果になります。

しかし、アルバイトにやらせようとしていることもありますし、関わる人数も増えてしまいます。

それこそ、スマホを預かったり、軟禁状態にして採点作業を行わせるなどしない限りは、難しいのではないでしょうか。

そのために、アルバイトを行い、情報を持ち出し、利益を得ようという人間が現れる可能性も考慮しなければいけません。

数年前には、ベネッセは、大量の個人情報を流出したという事件もありましたので、これだけでは防止策にはならないでしょう。

また、ベネッセには、学習塾を運営する部門もあります。
そうすると、本番試験に寄せた、予想問題などを実施する必要もあるでしょう。問題を参照していなくても、似通っていれば、参照したという疑いがかかる可能性もあります。
このリスクについても、検討しなくてはいけないのではないでしょうか。

 

センター試験が作られた歴史は?

数十万人の受験生の記述試験の答え合わせを大学側ができないので、各大学の入学試験を受験するるための学力に達しているのかを事前にチェックするために「全国共通一次試験」として作られたの現在のセンター試験です。

そもそも、センター試験は、あくまでも「一次試験」であり、基本的なことができているのかを確認するだけのもので良いはずです。

 

 

センター試験のままで良いのではないか?

「思考力」を試すための記述式とのことですが、従来通り、2次試験を各大学で、記述式で実施すれば良いのではないでしょうか?

一次試験のようなものこそ、思考力のような身に付きにくいものや、個人の能力差の出やすいものではなく、受験生の努力をくみ取れるような制度のほうが望ましいのではないでしょうか。

民間に委託してまで、この制度を通さなければいけない理由があるとしか思えないですよね。

政府と民間との癒着というのは、全く存在しないと言い切れるのでしょうか。

これは、大学を受験する受験生への問題だけでなく、もっともっと大きな問題がこの国にあるとしか思えないでしょう。

特定の人々の利益を優先しているのであれば、この改革ほど無意味なものはありません。

受験生を振り回さずに、元の試験制度に戻すのがベストなのではないかと思います。

 

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