学習塾の指導は、アルバイト講師に任せておけない3つの理由

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これからの時代、少子化に伴い、アルバイト講師が指導を行う学習塾は、確実に減少していきます。

確保自体が困難なこともありますが、そもそも、アルバイトには任せておけないというのも顕著だからです。

その理由は3つあります。

授業準備、予習が甘い

これは、学生アルバイトが指導を行う、1対1や1対2の個別指導塾で顕著です。

学生アルバイト講師の求人情報を考えてみて下さい。

■ 1コマ1,700円~
■ 時給1,200円~

といった募集の仕方をしていますよね。

基本的に授業の予習や準備のための時間は、ほとんど確保されていないのが現状です。

私が以前、教室長として勤めていた、大手の個別指導塾では、アルバイトの出勤時間は授業開始の20分前でした。10分前の塾も多いようです。

お金を稼ぐためにアルバイトを行っているわけなので、不必要な時間を拘束されたくないにきまっていますよね。

そうすると、横にぴったりくっついて、お子様のことをガッツリみてくれると思われている、学生アルバイトの講師の方は、生徒に指導を行う、直前に、ほんの少しだけ、テキストをチラ見しただけで、指導を行っていることになりますよね。

悲しいのですが、これが、現実なのです。

 

交代する可能性があることが前提となっている

「学生アルバイト講師は、優秀な学歴を持っています。」などと、学力の高い大学名などを公表する学習塾も増えてきています。

しかし、このことは、自己矛盾を発生させています。

講師が良いということをアピールしているにも関わらず、その優秀な講師は、アルバイトであるために、欠勤してしまうことが発生し、別の講師が授業を行わざるを得ないことがあるのです。

人に依存する形式の指導では、この問題を解決することはできません。

大学1回生から始めたとしても、就職活動をし始めると、アルバイトに入る回数は少なくなるでしょうし、4回生になれば、辞めるのは間違いありません。

学校の教員を目指している学生であれば、教育実習で欠勤する回数が多くなるでしょう。

また、夏、冬、春などの長期休暇には、一人暮らしの学生は帰省することも多いでしょう。

それに、友人・恋人と旅行に行きたい時期でもあります。

塾としては、お子様にいっぱい勉強させようと、授業を売り込んでいる、夏期講習・冬期講習・春期講習の時期には、学生アルバイトは、休みたくて仕方ないという矛盾が発生しているのです。

 

一定の基準を満たしていれば、誰にでもできる仕事はなくなる

AI化が進んでいます。

ある程度単純な仕事については、AIがこなすようになり、人が不要になってきています。

皆さんが買い物をするスーパーなどのお店では、セルフレジの導入が急激に進んできています。

レジ打ちという業務自体は、人がやる必要のない仕事になっていき、それを管理するという人材のみが必要ということになっています。

良し悪しは別としてICTを使用した塾が一つの例となります。

授業自体は、パソコン、タブレットのソフトが行い、それを指導者が管理するという構図です。

これは、アルバイトの確保が困難になっていくことを解決できる手段でもあるのではないでしょうか。

アルバイト講師がたくさんいる、個別指導塾でも同様の構図だと思います。

アルバイトが数十人いたところで、結局、それらを管理する正社員の指導者が必要という構図なのです。

それであれば、結局のところは、アルバイトには任せられていないという結論になるのではないでしょうか。

 

 

最後に

10年ほど前に、数年間、大手の個別指導塾で、教室長を務めておりました。

アルバイトの学生講師に授業を行わせる形式の個別指導塾です。

当時も感じておりましたが、良いところもありますが、デメリットや悪いところのほうが目立ちます。

現在では、それらよりも、もっと時代の変化に伴い、アルバイト講師が授業を行う、1対1や1対2の個別指導塾は、時代に合っていない、今後廃れていく、モデルだと強く感じます。

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