専門的な依頼をするときには…
何か専門的なことを依頼する際に、口出しはしますでしょうか。
例えば、
家のリフォームなどの工事を依頼することを想像してください。
完成のイメージや要望は告げると思いますが、
- ペンキの塗料はもっとこうしてくれ・・・
- そこの木材の材質はこうだから・・・
- そこの金具の材質はこっちのほうが・・・
- 耐震はこうで・・・
みたいな感じで口出ししますでしょうか。
大半の方はされないと思います。
なぜなら、自分自身の全く知らない、専門的な領域であるため、専門家に任せるからです。
病院にいくときなども同様ですよね。
「その医療機器で、この臓器に対して、このような治療をしてくれ」
などとは言わないですよね。
教育(勉強)に関する場合はどうでしょうか?
しかし、教育(勉強)に関してはどうでしょうか?
意見することもあり得るのではないでしょうか。
塾などに対しても、そうだと思います。
理由としては、そもそも、勉強というのは、全ての人が、基本的には、学生時代に行ってきたことであるからです。
ですので、それなりの想いがあるのかと思います。
- もっとこうしたほうが・・・
- こういう風に教えたほうが・・・
- これをやらせたほうが・・・
- このように進めたほうが・・・
そのために、そういったことを要望したり、意見したりするのではないかと思います。
もちろん、色々なことを試すのは良いことだと思いますが、何か一つを貫くことはもっと大切だと思います。
病院の例でいうと、病院で処方された薬だけでなく、自分で買ってきたものも併せて服用するのは良くないかもしれません。
美容院でパーマをあてたのに、気に入らないから、さらに、自分で購入したパーマ液を使用すると上手くいかなかったり、髪の毛を痛めたりするかもしれません。
信頼して任せることも重要
信頼して、専門機関に任せるのが一番ではありますが、現在では、さまざまな理由で、専門機関だからといって、信頼できるかどうかがわからないことも多いでしょう。
そのため、まずは、何らかの形で、そこを試したうえで、判断する必要はあるかと思います。
そして、一度、そこを信頼して任せるとなった場合には、口出しせず、そこのやり方を信頼して任せてみるのもいいのではないでしょうか。
子どもたちも、言われた通りやるのが重要です。

正しい学習環境で適切な指導を行います。
勉強に関するお悩みのある保護者様は、お気軽にお問合せください。