指導時間について
ごくまれに、お問合せをいただく中で、指導時間についての不満を言われる方がいらっしゃいます。
1回の授業が70分だとすると、1対1の家庭教師や個別指導だと70分指導してもらえます。
それに対して、
- 1対2だと35分しか指導してもらえない。
- 1対3だと20分ほどしか指導してもらえない。
- 1対5だと15分も指導してもらえない。
といった内容です。
非常に疑問ですよね。
横にくっついて、何十分も教えられれば、成績が上がりますか?
その際のやりとりって、全部覚えてますか?
そんなはずないですよね。
本当に不思議なのですが、いまだに「横にくっついてガッツリ見てほしい」という表現をされる方がいらっしゃるのです。以下の記事も参考にしてください。

必要なのは、自分自身で取り組むこと
- 指導者が常時、横にいるかどうか
- その時間が長いか短いか
それほど重要なことでしょうか?
それよりも、自分自身で問題を解く時間が長ければ長いほうが、学んだ内容は身に付きますよね。
想像してみてほしいのですが、
会話の量や、やりとりが発生すればするほど、問題演習の時間が減ってしまいますよね。
そうすると、その分、それに比例して、成績向上の妨げになるのではないでしょうか。
1対何人なのかが、問題なのではありません。
それよりも、問題演習中心で、集中して取り組める環境が重要なのです。
だから、成績が上がるのです。
勉強する場所≠教えられる場所
すぐに何でも質問できることには弊害があります。
自分で調べればわかることを、すぐに聞いてしまうと、調べて、納得して理解して覚えるというプロセスがなくなるので、身に付きません。
そのため、何度も同じことを聞くということになります。
また、料理を想像してみてください。
レシピを見ながら料理をしていると、いつでも見れるのでやり方を覚えて自分のものにするのは難しいですよね。
横に70分ずっとくっついてほしいという要望は、思い込みや固定概念なのです。
環境が重要なのですが、人は、思い込みや固定概念で、ものごとを判断してしまいます。
本当は、正しい学習環境が提供できることが重要なのです。
この機会に、正しい学習環境で、正しい勉強をはじめ、成績アップを目指しましょう!
正しい学習環境で適切な指導を行います。
勉強に関するお悩みのある保護者様は、お気軽にお問合せください。