産業医大教授「逆パワハラ」で提訴 【やられたらやり返して良いわけではない】

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00000011-mai-soci

産業医科大(北九州市)医学部の50代男性教授が、大学側の不当な懲戒処分があり、それをきっかけに部下の医師らから「逆パワハラ」を受けてうつ病になったなどとして、大学や准教授ら計6人を相手取り、懲戒処分の無効確認や損害賠償計約1100万円の支払いを求めて地裁小倉支部に提訴していたことが分かった。(毎日新聞)

逆パワハラが行われた経緯は?

経緯は教授が大学に提出する時間外勤務の報告書で、誤って部下の残業を自分の分として出すミスがあり、教授は部下に謝罪し、1日分の残業代(3000円)も遅れずに支払われたとのことです。

しかし、別の医師が「時間外勤務を盗んでいる」などと大学側に告発され、教授は「許可基準に反した兼業行為」なども併せて懲戒委員会にかけられ、同12月に減給10分の1(1カ月)の処分を受けたということです。

今年1月には医局員を集めた会合で、部下から「公文書偽造だ」などと糾弾され、その後も謝罪を強要されたり、業務命令に従わないなどの「逆パワハラ」も繰り返され、教授は今春、うつ病を発症したため、これらの精神的苦痛に対する賠償などを求めているとのことです。

教授が責められている理由の真実は?

仮にこの教授、逆パワハラをされる理由が、時間外勤務の報告書の提出の不備だけなのであれば、本当に、かわいそうな話だと思います。

しかし、もしかすると、これ以外にも普段からの言動において、部下や後輩から標的にされることがあったのかもしれません。また、時間外勤務の報告書を誤って提出したということですが、故意にやったのかもしれません。

この辺りの事実は、裁判を通じて明らかになっていくのでしょうか。

相手が悪ければ何をしても良いわけではない。

経緯の真実は現段階ではわかりません。

しかし、だからと言って、土下座を強要したり、業務命令に従わないなどといったりした、「逆パワハラ」を行って良いわけではないですよね。

これでは、やられたらやり返すという、いわゆる「ハンムラビ法典」のようになってしまいます。
これは、相手が悪いからと言って、いわゆるネット上でさらすような、私刑とも似たようなところがあるのではないでしょうか。

仮に、教授が100%悪かったとしても、逆パワハラのような行為によって、報復や制裁を加えるのではなく、正当な手段で訴えるのが筋なのではないかと思います。

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