【教員間いじめ緊急調査】神戸市教育委員会が全学校・幼稚園

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教員間いじめ緊急調査へ 神戸市教委が全学校・幼稚園:朝日新聞デジタル
 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間で暴力や嫌がらせ行為などが相次いでいた問題で、神戸市教育委員会は、市立の全学校・幼稚園で同様の問題がなかったか緊急に調査する方針を決めた。校長・教頭ら管理職…

神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間で暴力や嫌がらせ行為などが相次いでいた問題で、神戸市教育委員会は、市立の全学校・幼稚園で同様の問題がなかったか緊急に調査する方針を決めた。校長・教頭ら管理職を含む教職員全員にアンケートや聞き取りを実施し、実態把握を進めることを想定している。

市教委関係者によると、対象は市立の幼稚園36園▽小学校162校▽中学校81校▽特別支援学校5校と、それらの分校などを含む計299校・園の教職員。

調査では、上司や同僚らとの間での暴力や暴言、パワハラ・セクハラ行為の有無を尋ね、そうした問題を見聞きしたことがあるかどうかについても回答を求めることを検討している。市教委は調査結果をもとに実態把握と背景分析を進め、東須磨小の問題については必要に応じて外部有識者の協力も得ながら、経緯を明らかにする方針だ。(朝日新聞)

神戸市東須磨小学校では、教員間のひどい、パワハラ・セクハラ問題がありました。

これらを踏まえて、市内の全学校・幼稚園に、神戸市教育委員会が緊急調査を実施するとのことです。

また、昨日8日には、東須磨小学校では、加害教員や被害教員が担当していた計4クラスで保護者説明会が開かれたとのことです。しかし、保護者からの質問に対し、学校側は「調査中」との回答ばかりだったそうです。
また、保護者からは、加害教員4人の出席を学校側に求めていたが、「精神的に不安定になっている」との理由で実現しなかったそうですが、加害教員が精神的に不安定という意味がわかりません。

教育員会が緊急調査、アンケートを実施するとのことですが、意味のあるものであることを願います。

適切な方法でのアンケート実施を

過去には、熊本市の小学校で、学校内のいじめについて児童へのアンケート結果をまとめ、いじめられたと申告した複数の児童の個人名が書かれた用紙のコピーが、誤って図工で使う工作用紙として児童へ配布されていたということがありました。

また、小学4年の男児が首をつって自殺した問題では、男児が自殺を図る直前に実施された 定期アンケートでいじめを訴えていたものの、担任は業務が多忙とのことで読んでいなかったそうです。

アンケートなどを実施してもこのような結果になっては意味がありません。

学校内で隠蔽されないこと

2015年07月、岩手県矢巾町で、中2の男子生徒がいじめを苦に列車に飛び込んで自殺をするという事件がありました。
生徒は学校に相談していたにも関わらず、学校側がいじめを認めず、それだけでなく、何も対処をしていないということがわかりました。
今回の調査においても、各学校でのパワハラ・セクハラが発覚したとしても、仮に、各学校において、隠蔽がなされてしまえば、何の意味もありません。
そもそも、東須磨小学校では、校長も事態を把握していたにも関わらず、教育委員会に報告していなかったということも問題の一つです。それであれば、隠蔽されない仕組みにおいての実施が必要です。

神戸市教育委員会の透明性が必要

2016年に神戸市垂水区の中学3年の女子生徒が自殺しました。
その際に、いじめの内容などを記した学校側の聞き取り調査のメモが、神戸市教育委員会の首席指導主事の指示で隠蔽されていました。

神戸・中3自殺 市教委、校長にメモ隠蔽指示「先生、腹くくってください」
 事務処理が煩雑になる-。2016年10月に神戸市垂水区で起きた中学3年の女子生徒=当時(14)=の自殺を巡り、神戸市教育委員会の首席指導主事が当時の校長

実際は、一人の行動であったのかもしれませんが、組織の問題だと思います。
また、東須磨小学校では、今年8月にも、4人の教諭が「同僚教諭らの指導が厳し過ぎる」として学校側に訴え、神戸市教育委員会が調査しましたが、パワハラやいじめなどは確認されなかったそうです。
その調査を行った教育委員会が、再度、市内の学校に調査を行うのであれば、これまでと同様の方法では困難なのではと不安になります。

今後、同じようなことを繰り返さないように、適切な対応が行われることを望みます。

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