復習はどのようにするのが良いか
復習が重要なのは、当然のことですよね。
それでは、どのように復習するのが良いでしょうか?
- 「何度も教科書などを読む」
- 「単語や漢字などを眺めて覚える」
といった方法で復習を行う人もいるのではないでしょうか。
繰り返し同じ文章を読んだり、同じ単語や漢字を眺めたりしていると、内容の理解が進み、すべて完璧に覚えてしまったように思えますよね。しかし、実は、これは誤りなのです。
復習については、こちらの記事も参考にしてください。


知っている曲を完璧に歌えますか?
例えば、自分が好きでよく聞く曲は、その曲を聞けば、すぐにその曲だと認識できますよね。
しかし、その曲を歌おうとした場合、最初から最後まで、歌詞を間違えずにきちんと歌うことはできるでしょうか。
一曲3分~5分くらいだと思いますが、たったそれだけの長さの曲でも、全て間違えずに歌えるほど、完全に記憶するというのは相当難しいのではないかと思います。歌う練習をしていれば可能かもしれませんが、普段、聴いているだけでは完璧には歌えないですよね。
そうすると、テスト範囲が教科書30ページ分だとすると、その内容を、完璧に頭に入れるというのは、もっと難しいことになります。1教科だけならまだしも、5教科分となると、かなり莫大な量になるはずです。
「知っている」を「できる」に変える!
これは、「認識できるようになること」は簡単ですが、「思い出せるようになること」は簡単ではないということなのです。
読むだけ、眺めるだけの復習では、後々、自分で思い出せるようにはならない可能性が高いです。
そのため、復習には、ただ読むだけ、眺めるだけではなく、問題を解く、書いて練習するなどの習慣が重要となります。
これが「知っている」と「できる」の違いなのです。
同じ時間をかけるのであれば、読むだけ・眺めるだけで記憶に残らないより、問題を解いたり・書いて練習したりして、記憶に残して、「知っている」を「できる」に変えるほうが良いのではないでしょうか。
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