Part1では、内申点の重要さについてお伝えしました。
今回は、それを踏まえて、どのように内申点を上げるのかについてお伝えします。
内申点はどのようにして決められるのか
それでは、内申点はどのようにして決められるのでしょうか。
定期テストは、内申点を決めるための重要な要素ですが、全てというわけではありません。その他にも提出物・小テスト・出欠状況・授業態度などの要素によって決定されます。
提出物
たいていの中学校では、テスト当日にノートやワークを提出させられたり、長期休み明けに宿題を提出させられたりしますが、これらは非常に重要です。
あらかじめ期日が指定されているので、必ず期日を守ってください。
期日を過ぎてからの提出は減点の対象となります。
また、提出の際には、できる限り空白を作らずに丁寧に仕上げましょう。内申点のためだけでなく、もちろん、入試に向けた勉強にもなります。
小テスト
授業中に行われる、単語・漢字・計算テストなどの小テストでしっかりと点数が取れるように毎日の授業の復習を行いましょう。
これらがきちんとできていないと、定期テストの点数が良かったとしても、テスト前しか勉強しないとみなされかねません。
出欠状況
体調不良などのやむを得ない事情は仕方ありませんが、できる限り、欠席や遅刻はしないように心掛けましょう。
また、体育などの授業の欠席もあまり印象はよくありません。
授業態度
授業中に私語や居眠りをしないことはもちろんですが、積極的な印象を与えることが非常に重要になります。質問に対して、手を挙げることや、理科の実験などに積極的に取り組むといった行動は良い印象につながります。
また、授業中に先生から、「ここは重要だ」とか「テストに出すぞ」など言われた箇所を、実際のテストで正解することは重要です。そのような問題が不正解なら、授業をきちんと聞いていないとみなされかねません。
内申点は今からでも改善できる
大阪府の公立高校入試の合否には、内申点が非常に大きく関係します。
また、その内申点は、テストの点数だけで決められるわけではないので、今からでも改善できることはたくさんあります。
テストの点数があまり良くなくても、提出物・小テスト・出欠状況・授業態度などで内申点を良くすることは可能です。
入試についてはこちらの記事も参考にしてください。



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