公立高校入試の合否判定はどのようになされるのか
公立高校入試では、当日のテストの結果だけで合否が判定されるわけではありません。
「内申点」という中学校での成績に基づく点数と当日のテストを合わせて合否判定が行われます。
当日のテストの点数と内申点の比率は、高校によって異なります。
大阪府の公立高校の一般入試では、合否判定のための内申点の割合は、3割から7割の間で決められています。
つまり、総合点の少なくとも3割は、入試の前に決まっていることになります。
内申点の割合の高い高校では、合否判定の7割もが、入試の前から決まっているということになります。
これまでとの入試制度の変化
大阪府の公立高校入試において、これまで、内申点は、中学3年生の成績のみで判断されていました。
そのため、極端なことをいうと、中学3年生になってから、内申点を意識し、入試に向けた学習をすればよかったのです。
しかし、平成30年度の入試からは、中学1年生から3年生までの3年間の成績が内申点に含まれるように変化しました。
早めからの意識が重要
このように変化したため、中学1・2年生のみなさんは、今年度の成績が内申点に含まれるということです。
定期テスト、提出物、授業態度などを中1から意識しなければいけません。
特に定期テストは、国語・社会・数学・理科・英語の5教科だけでなく、美術・家庭科/技術・音楽・体育の実技4教科もありますので、普段からの学習への取り組みをしっかりとする必要があります。
今現在、小学生のみなさんも、中学生になれば、中学1年生からの成績が入試の結果を大きく左右することになるのをしっかりと理解しておかなければいけませんね。
入試は、中学1年生から始まっているということなりますので、中学校生活の一日一日を意識して過ごさなければいけません。
それでは、その内申点については、どのようにすれば上げることができるのでしょうか。
具体的な方法については、こちらの記事に記載しております。

また、入試についてはこちらの記事も参考にしてください。



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