中学校では、教科書だけでなく、教科ごとに「ワーク」が配布されていることが多いと思います。
そして、定期テストの際には、範囲として「ワーク」が指定されることもあるかと思います。
また、定期テスト当日には、ワークの指定された範囲までを解答し答え合わせをしたものを提出することが求められることが多いのではないでしょうか。
課題がどのような意図で指示されたのかを理解する。
みなさんは、この「ワーク」に対して、どのように取り組んでいるでしょうか。
テスト前になって手を付け始めるという人も多いのではないでしょうか?
また、もっと良くないのは、提出が間に合わないので慌てて答えを写してしまったりするとうことはないでしょうか?
しかし、「ワーク」の内容というのは、教科書に沿ったものなので、それらをきちんとこなすことが、テストの点数及び学力を向上することにつながるはずです。そのため、これらをうまく活用しないというのは、非常にもったいないことです。
課題に取り組むタイミングは?
テスト前になって、焦ってやり始めるのでは良くありません。それでは、いつ・どのようなタイミングで取り組むのが良いのでしょうか。
学校の授業で、最初に学習した後、その内容を忘れてしまう前に行うのがベストです。
これは脳の仕組みを利用した記憶の定着方法になります。
一度やらないと、どんどんやっていないことが積み重なり、ますますやりたくなくなってしまいます。
普段から、コツコツ復習する習慣は、やりっぱなしにしない、自己管理の姿勢を身に付けるだけでなく、記憶の定着にも優位に働きます。

課題に対して適切に取り組む。
タイミングについては、学習した後、忘れる前にということですが、それでは、どのように取り組むのが良いのでしょうか。
まずは、普段の授業の復習として、書き込まずにノートに解きます。
そして、テスト範囲が指示された際には、テスト勉強として、再度、書き込んで解きます。
もちろん、間違えた問題は解き直します。
知らなかった知識については、必ず暗記します。
単純で、当たり前のことですが、これらができているのとできていないのでは、結果は大きく異なります。
反復することは、情報の優先度を上げ、記憶の定着を図ることに役立ちます。

いろいろなことに取り組むのも良いことですが、まずは、基本的なことで身近にあるものを使って、確実な成績アップを目指してみましょう!
小中学生に、効率良く成績をあげられるように指導を行っております。
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