言い訳なんて、いいわけない!「酸っぱいぶどう」から得られる教訓。

コラム
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イソップ物語「酸っぱいぶどう」

イソップ物語に、「酸っぱい葡萄(ぶどう)」という話があります。

ある日、お腹を空かせて歩いていたキツネが、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけます。
キツネは何とかして、その葡萄を食べようとして跳び上がります。
しかし、葡萄は高い所にあるため、どうしても届きません。
キツネは怒りと悔しさから、「どうせこんな葡萄は、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残して去っていくという話です。

「酸っぱいぶどう」に隠された心の働きとは?

このお話の中で、最後にキツネが「どうせこんな葡萄は、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残してその場から去っていますよね。

しかし、その葡萄が酸っぱいのかそうでないのかは、実際に食べてみないとわかりません。
では、どうしてこのような捨て台詞を残したのでしょうか。

それは、葡萄が自分では到底届きそうにないような高さのところに実っていて、なおかつ自分がそこで飛び跳ねても届かなかったために、葡萄を取ることができない自分を責めるのではなく、届かない位置にあること、届かなくてもその葡萄が酸っぱいと自分の中で解釈し、すべての責任を葡萄に押し付けることで、自分自身の中の怒りや悔しさを抑えようと、自分を守ろうとしたのです。

このように、自分自身を守ろうとする心の作用を、心理学では「合理化」と呼びます。

これを勉強に置き換えると、

  • 今回は数学に力を入れて勉強したから、理科と社会ができてなくても仕方ない
  • 昨日、家の用事で出かけないといけなかったから、宿題ができていなくても仕方ない
  • 暗記が苦手だから、英単語や古語が覚えられなくても仕方ない

など、こういった考え方をするのも「合理化」の一つです。

負け惜しみを言わないために。成功を掴むには諦めないことがカギ!

この「合理化」は、自分自身を守るためにはすごく有効な方法だと思います。

しかし、このお話はそれを伝えたいのではありません。
実は、「すっぱい葡萄(Sour Grapes)」は、英語では「負け惜しみ」という意味を表しています。

では、これを踏まえて話を読み返してみましょう。

キツネは、この葡萄を取るために実際に行ったことはなんでしょうか。
実は、飛び跳ねる以外のことは何もしていませんよね。

もし、その場に長い木の棒がないか、探していたら?
もし、近くに背の高い動物がいないか、探していたら?
もし、その場に台になりそうなものがないか、探していたら?

上記のように、諦めずにその場で努力していたら、最後に残した台詞を言うこともなく、たわわに実った美味しい葡萄を食べることができていたかもしれません。

それは、キツネだけではなく、私たちにも言えることです。

ある目的を達成したい、その気持ちがあるのであれば、一回失敗したり、うまくいかなかったりしても、すぐに諦めてしまえばその場で終わってしまいます。
今回のキツネのように負け惜しみを言って、自分自身を無理に納得させるのではなく、成功することを信じて、努力し続けることが、成功への近道です。

負け惜しみを言うのではなく、成功を信じて頑張れる強さを身に付けたいですね。

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