なんとなくする勉強は、時間と労力の無駄遣い
なんとなく勉強しているだけでは、成果には結び付きにくいです。
これは、勉強だけでなく、物事を行う際、すべてに言えます。
勉強が苦手な生徒からよく聞くのが、「何がわかっていないのかがわからない」という言葉です。
そのような生徒は、「学校で今何を勉強しているのか」を尋ねると、「今何してたっけ?」などと、あいまいな返答をします。
逆に、意識が高い生徒は、「○○の単元が苦手だ」「今日学校で○○の単元を勉強したけど、難しかった」といったように、自分の苦手が何であるかということや、今、学校で何を勉強しているのかということを理解できています。
学力からもこのような違いは明確であり、とても重要なことでもあります。
ただ、これらは、意識の持ちよう次第で変えることはできます。
間違った目標を立てない
例えば、単語や漢字を覚えるときに、書いて練習することは非常に良いことですが、「10回書く」という目標を意識しても意味はありません。そうではなく、「単語を覚える」という目標を意識して、練習することが重要なのです。
「10回書く」ということを目標にしてしまうと、「単語を覚える」ことではなく、単純に書くことが目標になってしまいます。
「単語を覚える」という目標も、「どのページの単語を覚える」や「何個の単語を何分で覚える」など具体的にすると、より良いでしょう。
意識の差が結果を左右する
テスト勉強を行う際にも同じことが言えます。
漠然と「テスト勉強をする」という目標では、実際の行動に移すのも難しいですし、いさやろうと思っても、「じゃあ、何のどこから始めたらいいのか」を考えるのに時間を取られてしまい、効率の悪い時間を過ごすことになりかねません。
「テスト勉強をする」と決めたのであれば、テストまでのスケジュールを考えたうえで、「今日は何の教科のどの単元を学習すうる」などと、具体的な目標を持ったうえ効率よく学習することが重要です。
具体的な目標を持っていれば、行動に移しやすいですし、継続もしやすくなり、結果にも結び付けやすくなります。
いきなり、たくさん勉強することはできませんが、意識はすぐに変えられます。
目標を立てることについては、こちらも参考にしてください。




自分が何を勉強しているのかを意識してもらい、効率の良い指導を行います。
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